台風接近に伴う悪天候が続きましたが、この間も太陽電池はせっせと発電をしていました。
意外にも台風で曇りの続いた3日間も、それぞれ6Ah(72Wh)程度ずつ発電していたのには驚きです。
おかげで115Ahバッテリの充電量は100%になりました。
太陽光発電導入からしばらくの間は携帯の充電など負荷の小さいものばかりつないでいましたが、今日はちょっと負荷を重くしてみました。
その相手はこれ。ThinkPad X201。
特別に重い処理をさせるわけでも無く、普通にメールを読んだり、インターネットに無線LANでつないだりする程度です。
まずは、つなぐ相手の素性を調べます。
ACアダプタのラベルを見るといろいろな情報が分かります。
INPUT側の仕様は
100-240V / 2.0A-1.2A
OUTPUT側の仕様は
20V 3.25A
入力側の仕様は入力条件なので「ここまで許容できますよ」という値。
重要なのは出力側の仕様で、
20Vx3.25A=65W。
つまりこのACアダプタの最大出力は65W。ThinkPadがいちばん電力を消費する状態でもこれを越えないと言うことです(メーカがまっとうなアダプタを添付している限りは・・・)。
スイッチングタイプのACアダプタですから、仮に効率を80%とした場合、必要な電力は81.3W。
バッテリに接続しているインバータの出力は連続80W、ピーク100W(5分間)なので意外とぎりぎりというか越えています。
実際に接続してみました。
注意:
我が家ではチャージコントローラの負荷出力にヒューズ(20A)を入れてインバータを接続しています。インバータのピーク出力(突入電流)時に絶対にチャージコントローラの仕様を上回らないようにしてください。チャージコントローラが壊れます。
ノートパソコンをつないで、無線LANを使いインターネットにアクセスしている状態で、チャージコントローラの表示は1.5A(18W)程度(インバータとACアダプタの損失含む・・・予想よりも小さすぎる気がします)。晴天の昼間なら発電中の電力だけで充分まかなえます。
もう少し消費電力が大きくなって2A(24W)程度で見積もっても、5時間使って10Ah。
使っている115Ahのバッテリであれば充分供給可能で、天気が良ければ、このくらいの消費電力分は太陽電池が一日で発電してくれます。
発電量と消費量のトレンドが分かってくると、もっといろいろと電気製品を動かせるようになるでしょう。