この上手くいかない理由で、私が思い当たるのは二つ。時間が無くて一回あたりのノルマに達しないときと、時間が無くてはじめから取りかからなかったとき。記録しているがゆえに、不要なプレッシャーを感じてしまったのです。
悩んでいたときにヒントになったのがライフハック心理学の佐々木正悟氏のセミナーで「どうにも行き詰まったときは、一行でも書くというタスクを完了する」という言葉でした。
例えば「洋書を毎日○○分(○○ページ)読む」というタスクがあるのであれば、どうしてもできないときは「1行だけでも読む」タスクを完了させ、記録する。こうすることでプレッシャーに感じていたことを、「完了した」とポジティブな結果に置き換えることができるようになりました。
これ以降、記録するのは「時間」ではなくて「回数」としました。正確な時間は記録していないので分かりませんが、だいたいの傾向は充分把握できます。正確さを犠牲にする代わりに、はるかに継続しやすくなりました。
「一行でも書く」 ・・・ 最小のタスクを完了する
自分に不要なプレッシャーを与えず、継続可能な、お勧めの考え方です。
今日の読書
あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの菅 伸子 (著)
「新総理・菅直人はこんな人!」の通り、「菅直人」の人となりを夫人の口から語られています。青年活動家として、父親として、そして政治家としての「菅直人」に触れることができ、読み終える頃にはまた違った印象を持つ人も多いでしょう。
特に二点だけ印象に残った点を紹介すると、
当時の民主党党首を辞任した年金未納問題は社会保険事務所のミス。マスコミのあり方が問われる。菅直人のブログにその経緯が詳しい(http://www.n-kan.jp/2009/03/post-1891.php)
「最小不幸社会」とは、人によって様々な「幸福」を一方的に権力が「これが幸福」だと決めつけて押しつけるのではなく、人々の「不幸」を取り除いてやること。
国が「最大幸福社会」と称して押しつけられる「幸福」を考えると、「最小不幸社会」の意味するところは、その語感の悪さで損をしているようです。
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