audible.comといえば、2008年にamazon.comに買収され、今やamazonのグループ企業。
当然のことながらKindleもAudibleに、それも最高音質のEnhanced Formatに対応しています。
早速、試してみることにしました。
Audible ManagerからKindleは普通のMP3 Playerと同じように追加することが出来ます。
まずはKindleをUSBでPCに接続した状態で、Audible Managerのメニューから[Devices]-[Add New Device ...]を選択し、KindleをAudible Managerに登録します。
デバイス選択のダイアログが出てきたら、"Amazon Kindle"を選びます。
するとAudible Managerの画面にAmazon Kindleが現れました。
あとは画面で転送したいオーディオブックを選択して、[Add to Amazon Kindle]を選べば転送完了です。
最初の転送のときだけAudibleに接続され、デバイス認証を行います。
無事にKindleに転送されました。
一番上の行に"audio"の表示とオーディオブックのタイトルが表示されています。Kindleに登録した本やオーディオブックが増えると探しにくそうな気がしますが、使い勝手はどうなんでしょう?
先ほどのオーディオブックを選ぶとこんな画面になりました。
メニューは"Resume Playing", "Start from Beginning", "Delete This Book"の3つだけ。特に迷うようなことはありません。
再生中の画面です。画面が広い分だけ情報量が多いですが、解説は何度も読むものでもないので、画面の広さを使い切れていないというのが実感です。
気になる操作は、チャプター送り、一時停止、30秒送り、30秒戻しとリピート再生が用意されています。再生速度変更はやはり出来ませんでした。
音質はEnhanced Formatをサポートしているので、全く問題はありません。しかしファイルサイズの大きいEnhanced Formatを使うとKindleの1.5GBのメモリはあっという間に使い切ってしまいます。何でもKindleにやらせようと考えるのも正しい選択ではないかもしれません。
さて、オーディオブックを聞くのにKindleを使うか、それともコンパクトなMP3プレーヤーを使うか・・・答えは言うまでもないような気がします。
せっかくAudible.comがamazon.com傘下に入り、サービスを提供するようになったのだから、例えばKindleでAudibleのコンテンツを使うと、今朗読している内容を画面にリアルタイムに表示するとかの工夫が出来ると非常に面白いと思います。
Kindleにも読み上げ機能はついていますが、人間が朗読するAudibleのコンテンツを置き換えるものではありません。そうであれば、よりAudibleのコンテンツを有効に活用するようなサービスが求められていくでしょう。
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