2009年3月20日金曜日

追分のお地蔵様

ここは東久留米市内の小金井街道.細い道の分かれるところに地蔵尊があります.以前から気になっていたのですが,車で通りすぎるばかり.今日は歩いて通る機会があったので立ち寄ってみました.
思ったよりも大きな地蔵尊です.案内書きによると『坂の地蔵様』と呼ばれ,明和5年(1768年)建立だそうです.ざっと240年建つお地蔵さん.ちゃんと祠に祀られているので古い割には状態は良いです.

追分の道標も兼ねていて,『右大山道』,『左江戸道』と記されているそうです.右は現在の小金井街道で,まっすぐ進むと府中付近で古鎌倉街道に合流します.一方,左の道は現在の所沢街道と並行して走る細い道で,地図上で追いかけていったら六角地蔵尊で所沢街道と合流,直後に青梅街道と合流しました.どうやら江戸時代の所沢街道は現在よりも少し北を走っていたようです.

調べてみたところ,江戸時代この辺りは尾張徳川家の御鷹場で,江戸屋という旅籠があったそうです(ちなみに江戸屋の建物は明治時代には市立第一小学校として使われていました).現在の小金井街道は前沢宿を起点とする街道で,『大山道』と書かれているとおり大山詣でに使われていたと思われます.

今は清瀬まで伸びている小金井街道も,江戸時代は前沢宿が起点でした.西武池袋線の東久留米駅も初めは前沢宿付近に作られるはずでしたが,地主の反対で現在の位置になりました.この辺りの話は地元では教科書にも載っていてよく覚えています.

このため,西武池袋線の線路は東久留米前後で不自然な曲がりが続くことになります.地図を見て保谷駅-前沢宿(東久留米駅予定地)-所沢駅を結ぶと非常に自然な線でつながるのが分かると思います.

今度はこの「六角地蔵尊」を見に行ってみよう~.そういえば「五里五里の石塔」はどこにあったかな?

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